「百薬の長」というけれど−酒を上手に飲む方法−
・「酒を控えるように」といわれたあなた!どうしたら飲酒量を減らすことができるでしょうか
1. まず2週間禁酒する
検査で肝機能を表すGOT、GPT、γ-GPTのすべての数値が正常化するまで禁酒します。もし禁酒できなければ、あなたはアルコール依存症かもしれません。
2.禁酒して良かったことを探す
お酒を飲まずに過ごして得られた良い結果を探してください。力がみなぎり、意欲がわく、他人と口論しない、食欲が出る、家族と話す時間が増えるなど、列挙してください。
さあ、2週間禁酒できたら、その後は次のことを守ってください。
3.飲酒日記をつける
純アルコール約22gを1単位として、1日2単位以内、週10単位以内(女性はその半分)を目標に、手帳に1週間の予定を立てます。その横に実際の飲酒量と飲酒場所を記入し、週末に自己評価します(1単位は、ビール大瓶1本、日本酒1合、焼酎お湯割り1合、ウイスキーダブル1杯、ワインはグラスに2杯に相当)。
4.飲酒量が増えるきっかけを探す
どんなときに飲酒量が増えるかを探してください。仕事を終えたとき、接待のとき、気持ちが沈むとき、宴会のときなどを列挙してください。
5.危機を乗り越える対策を立てる
自動車の鍵を見せたり約束があるなどの誘いを断る練習をする、清涼飲料水を飲む、カラオケの持ち歌を増やす、会話のネタを増やすなど、さまざまな対策を立ててください。


一生分の飲酒量は個人個人で決まっています。およそ2単位を20年飲み続けた量といわれますが、それを飲み干してしまうと健康は損なわれます。あなたは大丈夫ですか、計算してみてください。安全な量を越えていたら、少量で楽しめる工夫をしましょう。できるだけ飲まない日をつくると“ほろ酔い”を長く味わうことができます。ストレスがあると飲酒に結びつきやすいので、別表を参考に少しでもストレスを解消する工夫をしましょう。

ストレス解消法七カ条
1.自分を誉める 朝起きたら鏡に向かって「お前はえらい」と誉める。
2.いいかげんに生きる 頑張り過ぎない。みんなで荷物をもつときも「せいの!」と声は出すが力は入れないくらいの気持ちで。
3.目標は短期と長期に分ける 1日でできるやさしい目標を立て、達成したら、寝る前「よくやったね」と労をねぎらう。
4.歴史小説を読む いろんな人の生き方に感動できれば自分の人生も味が出てくる。
5.話し上手 相手を笑わせたり、泣かせたり、楽しくさせれば酒の酔いより勝る。スピーチは必ず原稿に書く。頼まれなくても準備しておく。
7.毎日散歩 血圧も下がり、体重も減り、良いアイデアも浮かぶ。
8.ときめきが大切 おしゃれなセンスを磨くこと。異性の視線は生きるパワーにつながる。


指導:新町クリニック・健康管理センター  高木  敏 先生