犬猫のカビによる皮膚病
最近、犬や猫の毛や皮膚にカビがわき、それが飼い主に感染して皮膚病ができる例が増えています。普通の犬猫からの場合もありますが、特にペルシャ猫やシャム猫など、外来の高級種が感染源になることが多いようです。

犬猫にカビがわくと、部分的に毛が切れたり抜けたりしその場所にフケが目立ち、痒がります。カビによる人間の皮膚病にはいろいろな種類にものがありますが、犬猫のカビによる場合は、ペットと接触する機会の多い女性と子供に多く、症状は、えんどう豆ぐらいの大きさで、表面がかさかさした、赤くて丸い発疹があちこちに多発し、痒いタムシ型と、頭髪部に部分的にフケが厚くのって白くなり、その場所の毛が抜けたり切れたりするシラクモ型と、頭髪部内にしこりができて毛孔がうみ、痛く、毛が抜けてきて、押すと毛孔から膿汁が出るケルスス禿瘡型の3つのタイプがあります。

特に禿瘡型は治療に2か月を要し、治っても傷跡(はげ)が残ります。顕微鏡検査で即座に診断がつきますので、ペットを飼っておられて疑わしい発疹ができた時は、早く専門医に相談してください。