鼻出血
鼻出血の約80%は鼻中隔前端部から出ます。この場所は指で鼻をいじる時に、ちょうど指の爪先があたる部位です。ここは血管が浅い所にあり、その血管が怒張するとちょっとした外力により出血します。

鼻出血は年齢的には小児に多く、小児の鼻出血では、鼻の入り口のただれとかアレルギー性鼻炎で、鼻の中がむずむずする時に鼻をかんだり、鼻をいじることにより出血することが多いようです。このような時には注意して爪を切ってやりましょう。

時期的には3月〜7月頃に多く、また、時間的には夜の睡眠中が多く、枕やシーツに血液が付くことがあります。

成人では、高血圧、肝臓や腎臓の病気などで鼻出血を来すことがありますから、専門医でよく検査してもらう必要があります。

鼻出血の応急処置としては

1. 半座位または横臥位で頭を少し高くして、出血部位を心臓より高くする。

2. 鼻の入り口部に綿球を入れ、拇指と第二指で鼻をつまみ出血部位を圧迫する。

3. 足や体は少し温かくして鼻根部を氷などで冷やす。

4. 出血で精神的に不安定になりやすいので、気を沈めるようにする。

などです。

鼻出血が繰り返し起こったり、持続性で止血しにくかったり出血が多量の場合は、専門医に診てもらう必要があります。