老人性難聴
耳の聞こえは、20歳代を境に徐々に悪くなります。つまり、年を取るに従って全身の機能が衰えてくるのと同じように、耳の聞こえも悪くなります。このように年とともに聞こえが悪くなることを「老人性難聴」と呼びます。しかし、高齢になって聞こえが悪くなればすべてが年のせいであると早合点してはいけません。耳あかのたまり過ぎや滲出性中耳炎といった病気でも聞こえが悪くなりますので、高齢の方たちが難聴を自分自身で感じたり、周囲の人に指摘された場合は、早めに耳鼻科の先生に耳を診てもらうことをお勧めします。

次に、老人性難聴の治療ですが、残念ながら投薬による治療効果はあまり期待できないのが現状です。そこで、補聴器を上手に使っていただきたいと思いますが、補聴器も万能ではなく、有効な場合もあれば無効な場合もあります。つまり、補聴器を使えば誰でも聞こえが良くなるとはいえません。

現在、岡山市内医師会連合会の耳鼻科の医師が、毎月第2木曜日に岡山ふれあいセンターで「補聴器相談」を行って、補聴器を使用することが有効かどうか、正しい補聴器の使い方・選び方などについて指導しています。なお、補聴器についての相談をご希望の方は岡山ふれあいセンター内すこやか事務室(Tel. 274-5154)へ連絡してください。