動脈硬化を促進するもの
年齢が高くなると動脈硬化がみられることが多いですが、中年あるいはそれ以前の人にも動脈硬化による病気が出ることがあります。このような場合、動脈硬化を促進するもの(危険因子)があると考えられ、それを除く治療が必要になります。

動脈硬化を促進するものとしては、糖尿病、高血圧、高脂質血症(コレステロールや中性脂肪が高い)、タバコなどがよく知られています。

ある大学の調査では、糖尿病があるとそれのない人に比べ3倍以上も心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化による病気が多いことがわかっています。

高血圧についてはアメリカのある研究所の統計では、最低血圧が105水銀柱をこえるとそうでない人の2.3倍も心筋梗塞が多いこと、また、タバコについては吸わない人の1.9倍、更にコレステロールについては300mg/dl以上の人はそれ以下に比べ1.75倍も心筋梗塞死が多いという結果が出ています。

これ以外にも影響力は弱いのですが、悪影響を与えるものとしては肥満、運動不足、精神ストレスなどがあげられています。これらの因子には遺伝的要素のあるものもありますが、気を付ければかなり改善させることができますので根気よく治療を受け、日常生活に気を付けるべきでしょう。