便秘対策
便秘で苦労されている方は多いかと思います。日常よくある便秘は慢性便秘とくに常習者(機能的)と言われるものですが、中には便秘の原因となる病気、例えば腸管の腫瘍(大腸癌)・炎症がある場合、妊娠、甲状腺機能低下などで腸管の働きに影響のある場合、薬剤の副作用、十二指腸潰瘍などで自律神経に失調を来し、腸の働きをじゃましている場合、手術後の腸管癒着がある場合などで起こるものもあり、これらについてはその原因を考えて対策をたてなければなりません。

便秘の一般的療法としては、(1) 規則正しい生活、(2) 排便の習慣づけ、特に便意に逆らわないようにすること、(3) 適切な食事−良質の脂肪や果物をとり、それによって生ずる脂肪酸などの刺激により排便を促すようにすること、スムーズな腸の蠕動を起こす繊維性食品(野菜など)をとること、水分を十分とること、そして食事の時刻を規則正しく守ること、(4) 適当な運動と休養、(5) 平静な心の持ち方−腸の働きを妨げないようストレスを作らないこと、などです。

便秘の薬剤療法は前述の一般療法だけではどうしても症状が改善されない場合に行います。勿論、下痢はその特性を知った上で余り作用のない薬を選ぶことが大事です。