寝たきり予防とカルシウム
高齢化社会での骨折予防は、寝たきり予防のために大切です。今回は骨折予防としてカルシウムの問題を取り上げます。

現在日本で、栄養素として不足しているのはカルシウムのみと言われています。カルシウムが主成分の骨格は、身体の土台となり、身体を支え、内臓を保護し、血液成分を作る働きをします。また、血液中にあるカルシウムは、精神安定作用にも大きく関係していると言われ、そのためイライラ防止として、神経が高ぶって眠れない時など、温めた牛乳を飲むと効果があります。

この大切なカルシウムも、毎日汗、便、尿などを通して1日に約260ミリグラムが失われています。老人、女性の場合はもっと深刻です。骨格の細さに加え、妊娠、授乳、閉経などにより大幅に失われるのです。

それでは、カルシウム不足を防ぐにはどのようにすればよいのでしょうか。第一は、カルシウムをしっかり摂取することです。一日に大体800〜1200ミリグラムが必要です。牛乳200CCでカルシウム200ミリグラムを目安にすればよいと思います。第二は、ビタミンDを多く摂取することです。いわし、かつお、バター、干ししいたけなどをしっかり食べましょう。第三は、日光(紫外線)に充分あたること。第四は、運動です。暖かくなった春こそ、屋外に出て運動しましょう。