五十肩
ある日突然に、また次第に肩を動かすと痛くなり、下着を着たり髪をときにくくなったり、痛い肩を下にして寝られない初老の人が最近多く見られます。

これは肩の関節のまわりの腱の血行が悪くなり老化が起こり、これに運動不足が加わり硬化するためで、肩関節のまわりにはたくさんの筋腱が組み合わされて拳上回転を行うのですが、急に捻じったり、次第に無理な外力によって摩擦されて炎症を起こし損傷されるために起こります。

疼痛の起こった時(急性期)には何よりも肩の安静が必要で、三角布で腕を吊るしたり、寝る時上体を少し起こした姿勢で眠るなど、肩の刺激を少なくして冷湿布を行い炎症を鎮め、3〜4日したら温湿布や温熱療法に切り換えて癒着を防ぎ、お風呂やホットパックや肩あてで冷やさないことです。肩のこわばりをなくすために体操、特にゴットマンという人の考えたアイロン体操(片手でアイロンをぶらさげて一方の手で身体を支えて、アイロンを前後左右に振る運動)を行うと筋肉の緊張がほぐれて、痛みが起こりにくくなるわけです。

痛みと運動障害が起こったら、手遅れになると手が上がりにくく痛みがとれないので、外科、整形外科の先生と相談しましょう。