小児の急病について
小児は病状が変動しやすく、ごく短期間に急変することもありますが、一方、小児は回復力も優れており、適切な治療さえ行えば速やかに快方に向かうものです。

医師の立場から言いまして、適切な治療を行うには、それまでの病状経過・検査経過・治療内容をよく知っているとともに、患児の体質についてよく理解していなければなりません。従いまして、一人の医師が終始一貫して治療に当たることが望ましいのです。

小児の場合は、休日や時間外診療に発病又は急変することも多く、かかりつけの医師が、一年中何時でも診療に応じられるとは限りませんが、一方、休診時間は何時も医師が不在であるというわけではありません。そこで、どんな病状ならどの程度待てるものか、解熱・鎮痛剤の頓服等の正しい使用法はどうかなどについて、日頃より、かかりつけの医師に相談しておき、急病の場合でも、まず一番に、その医師に連絡をとることが大切です。

医師の側も、急病の診療に応じられるよう精一杯の努力をしていますが、患者さんと医師との強い信頼の絆こそ最も重要なものであります。