子どもに多い熱性痙攣

急に熱を出すことは子どもにはよくあることですが、時として熱に伴う痙攣を起こして驚くことがあります(100人に6〜7人くらい)。そこで、簡単な対処の仕方を説明します。

痙攣は、発熱を確認してから約24時間以内に起こすことがよく知られています。痙攣を起こして初めて熱に気が付くこともよくあります。いつもと比べて何かおかしいと思うときは、とにかく熱を測りましょう。

痙攣を起こしたときは、慌てずにどんなひきつけなのか、目つきはどうなのか、持続時間はどれくらいなのかなど、状態をよく見て医師に伝えてください。

舌をかまないように口の中に何かを入れる必要はありません。楽に呼吸ができるようにしてあげることの方が大切です。痙攣が十分以上続く場合は、とにかく痙攣を止めなければいけませんから、救急病院をすぐに受診しましょう。

痙攣を起こした子どもは、再発することもあります。そこで、痙攣を予防するダイアップ座薬を使うことになります。解熱剤の使用は極力避けましょう。痙攣を繰り返すときは脳波の検査を受けましょう。

また、熱性痙攣以外の病気、例えば化膿性髄膜炎とか脳炎・脳症を考えなければいけないことがありますから、痙攣が長く続くときとか、意識の回復が遅れるときは、十分注意しましょう。