BCG予防接種

4月から、結核予防法が50年ぶりに改正され、BCG予防接種体制が変更になりました。
まず、接種時期がこれまでの「4歳未満」から「生後6か月未満」となり、期間が大幅に短くなりました。災害などのやむを得ない場合以外は、発熱や病気あるいは転居などでも救済措置はありませんから注意してください。

また、今まではツベルクリン反応検査を行い、2日後に陰性であることを確認しBCG接種を行っていましたが、ツベルクリン反応検査をせずに直接BCGを接種することになりました。しかし、今まではBCGを接種した後は特に注意をすることはなかったのですが、これからは少し注意が必要です。

一般的に10日以内にBCG接種部位の発赤や腫脹が現れたときには、結核に感染している疑いがありますので直ちに接種医療機関へ受診して医師の指示に従ってください。

結核に対する抵抗力はお母さんからもらうことができないので、BCGを接種していない赤ちゃんは結核に無防備です。特に乳幼児では、髄膜炎や全身性の結核症になりやすく予後も良くありません。BCG接種で、髄膜炎の80%、肺結核も50%は予防できると考えられています。結核が散発する日本では大人(特に高齢者)からの感染の機会も少なくありませんから、忘れないように接種してください。