うつの症状に早く気付くために

自殺者が年間3万人を超すようになって久しいですが、自殺者の中にはかなりの割合で、うつおよびうつ関連症状があったと考えられています。

しかし、治療されていない人が多くいるようで、早めにうつに気付くことが重要になってきます。そこでどんな症状があったら、うつを疑うか考えてみます。

@自分で感じる症状
憂うつ、気分が重い、気分が沈む、不安である、イライラする、集中力がない、物事を悪い方にばかり考える、自分を責めるなど

A身体に現れる症状
食欲がない、体がだるい、頭痛、肩こり、動悸、胃の不快感、便秘、めまいなど

B周囲からみて気付く症状
表情が暗い、仕事が遅くなる、ミスが増える、落ち着かない、付き合いが悪くなる、飲酒量が増えるなど

うつは眠れない、食欲がない、体がだるいなどのさまざまな身体症状を起こすため、まず内科を受診することが多いでしょう。しかし、いろいろな検査をしても異常がない場合や痛み止めが効かない痛み、炎症反応がなく抗生物質の効かない微熱などは、うつが疑われます。

本人がうつに気付くことは大切ですが、家族や周囲の人が気付くのも重要です。早期発見で症状が重くならないうちに、受診することをお勧めします。