とこずれ
同じ姿勢のまま長いこと寝たきりでいると、体の圧迫された部分の血液循環が悪くなります。まず皮膚が赤くなり、やがて血管からにじみ出る水分のために水ほうができ、破れやすくなります。組織への酸素や栄養の供給がなくなると、細胞が死に、さらにひどくなると皮膚がなくなって下の組織が現われ、赤くただれます。かいようが深く進むと骨の表面まで侵され、そこへ細菌が感染して敗血症になることもあります。場所としては、特に体重の圧迫がかかりやすい骨の出張っているところにできやすいのです。

治療として、消毒、傷口がなるべく乾くようにすることです。また、栄養補給のために、たんぱく質を多く含んだ白身の魚、豆腐、牛乳などをたくさんあげてください。その他、体の向きをよく変えてあげたり、シーツや寝巻きを清潔にし、血液循環をよくするためのマッサージをすることが大切です。