寝たきりにならないために
寝たきりや痴ほうなどのお年寄りの介護に備えて、公的介護保険が検討されています。

年をとっても寝たきりにならないで心身ともに健康で暮らしたいというのはだれもの願いです。寝たきりの原因は、脳梗塞や脳出血など脳卒中が全体の3〜5割を占めており、次に老衰が2割、骨折が1割となっています。脳卒中と骨折にならないことが寝たきり予防の第一歩で、脳卒中の原因となる高血圧、動脈硬化、糖尿病などの成人病や、骨折の原因となる骨粗しょう症を予防することが大切です。このため適度な運動を行い、塩分を控え、バランスのとれた食事をし、成人病の早期発見、早期治療に努めることが大切です。

必要以上に安静をとると足腰や精神も衰え、床ずれができたり、失禁になったり、意欲が低下したりぼけたりします。食事や排泄もできなくなり肺炎や尿路感染にもかかりやすくなります。

わが国では寝たきりにならなくてもよい場合にも、寝かせきり寝かされきりになっている老人が多いことが問題になっています。ホームヘルパー、ショートステイ、デイサービスなど福祉サービスを積極的に利用し、適切なリハビリと介護により、寝たきりを予防しましょう。