貧血について
血液の病気には、いろいろありますが、今回は貧血について一言。

血液中の赤血球(血色素)が少なくなるのが貧血です。赤血球は骨髄で作られ、血液中に出てきますが、大体3カ月ぐらい働くと、役目が終わり、脾臓でこわされます。

健康な人では、毎日少しずつこわされ、その代わりの新しいのが出てきて、ほぼ一定の数(1ミリリットル中400万〜500万)を保っているのです。

貧血を起こす原因はいろいろありますが、たとえば、交通事故などの外傷による大出血や、胃潰瘍、痔、寄生虫による持続性出血など赤血球が失われて起こるものと、鉄欠乏性貧血、溶血性貧血、再生不良貧血など健全な赤血球が十分作られなかったり、一定度以上にこわされて起こるものとに分けられます。

貧血状態になりますと、顔色が青白くなりますが、眼の結膜か爪の色を見るとわかります。そして次第に動悸、息切れ、めまいなどの自覚症状が現れ、さらに進むと身体がむくんできます。

一般に貧血は骨髄の造血機能が完全にだめにならない限り、適切な治療を受ければ必ずよくなります。

もし以上のような症状が出てきたら、出来るだけ早めにかかりつけ医に相談し、よく診てもらってください。