外反母趾(がいはんぼし)

外反母趾は、足の親ゆびが小ゆびのほうに曲がり(外反する)、主として母趾の付け根周辺に痛みが発生する病気です。

外反母趾は女性に多く見られ、素質や靴のハイヒールなどに原因があります。外反母趾は遺伝的な疾患ではありませんが、親から子へと受け継ぎやすい病気で、さらに女性は筋肉が柔らかいため、男性の十倍なりやすいのです。そして、ハイヒールなど先細の靴を履くことで、後天的に症状が悪化します。ヒールの高さは5p以下であれば問題ありませんが、靴選びのポイントとして、

第一は足先があまり窮屈でなくゆびを動かせる余裕があること。

第二は母趾の付け根のところが窮屈になっていないこと。つまり飛び出た部分に幅を合わせず、足の元の幅で選び、飛び出た部分の革を機械で伸ばしてもらったり柔軟剤を塗ってもらいましょう。

第三は靴底から見て先のほうが内側に向いていること(内振れ)です。

第四として足のアーチを支えるパッドがあることなどです。

治療としては、症状が軽い場合は装具を使います。ゆびの間にはさむ簡単なものから、足のアーチを支えるパッドが付いたものまで、数多くあります。重症の場合は手術をすることもあります。

予防として大事なことは、足の筋力を付けることです。いすに座って床に敷いたタオルを足のゆびでたぐり寄せる運動をしてみてください。