アルコールと健康
皆さん、アルコールは健康にどんな影響を与えると思いますか。アルコールが体(例えば肝臓)に影響を与えることはよく知られていますが、脳に大きな影響を与えることはあまり知られていません。

昔のようにお祭りの時だけ飲酒が許される時代にはアルコールによる病気はありませんでした。今のように、いつでも気軽にアルコールが手にはいるようになってから、アルコールが原因になっている病気が増えだしました。

総合病院の入院者の3割は飲酒が原因しているといわれています。アメリカでは働きざかりで亡くなる人の死因の第3位はアルコール依存症です。また、わが国においても、最近では驚くほど、小・中学生、高校生が飲酒しています。

未成年の発達中の脳にアルコールは毒物なのです。もちろん、おなかの赤ちゃんには絶対禁物です。大人にとっても飲み過ぎは脳に大きなダメージを与えます。「減らそう」とか「やめよう」とふと思ったり、家族や周囲の人が飲酒について心配し始めた時には、飲酒の危険地域に一歩足を踏み込んでいるといえます。アルコールに人生をコントロールされないようにしてください。

アルコールより健康に良いものはいっぱいあります。酒は「百薬の長」であり「百厄の長」でもあるのです。