頭 痛
頭痛の原因はさまざまで眼科、耳鼻科、歯科など広い分野にも及んでいます。

頭痛は大まかに一次性頭痛(機能性頭痛)と二次性頭痛(器質性または症候性頭痛)に分けられますが、国際頭痛学会では13種に分類しています。それほど種類が多いのです。

でも、日常よくみられる頭痛は偏頭痛と緊張性頭痛です。これらは一次性頭痛で、放置しても生命の危険はまずありません。問題は二次性頭痛で、この中には危険な頭痛がいくつも含まれています。

そのいくつかを紹介します。

1.くも膜下出血
脳動脈瘤(時に脳動静脈奇形)の破裂によって起こりますが、最も激しい頭痛を引き起こすものの一つです。金づちで殴られたような痛みと表現されていますが、50代、60代の成人に多いようです。髄液やCT検査で診断がつきます。緊急の脳外科的手術が必要です。

2.脳腫瘍
脳腫瘍による頭痛は月日を経て次第に強まってきます。初期に「朝の頭痛」と呼ばれ、朝頭痛があって夕方軽くなりこれを繰り返すことがあります。いろいろな神経症状が進行してきます。

3.髄膜炎、脳炎
風邪などの発熱に引き続いて意識混濁などが出てきます。ウイルス性、細菌性、真菌性、結核性、ヘルペス、がんの転移などがあります。

頭痛は日常よくみられるポピュラーなものですが、命にかかわるような病気の一症状として起こることもあります。気になったら早めに脳外科で受診してみてください。