MRI
CTとエコーについてはすでにご存じのことと思います。これらに数年前から磁気の力(磁力)を利用したMRI(MR)が加わってきました。MRI(磁気共鳴コンピューター断層撮影)は、CTとエコーと異なり、骨の影響を受けません。

また、横断面のみでなく、縦、横、斜めと自由にその切断面を選べます。そのため、骨で囲まれていてCTなどでは判断困難な脊髄内の病変も知ることができます。そのうえ、以前は肉体的負担などが大きくて簡単には検査ができなかった脳動脈瘤(くも膜下出血を起こす)という恐ろしい病気も比較的簡単に検査ができるようになりました。

ただ、このように有用なMRIですが、多少の欠点もあります。検査時に比較的大きな音がすることと、手術などで金属を入れている場合には、その金属が熱を帯びたりするなどの理由で検査ができないことがあることなどです。ただし、最近の手術では、MRI検査が可能な金属を使用しています。

また、検査結果がすべてを解決するわけではありません。かかりつけの医師に現在の症状を相談すれば、これらの機械の力を借りる必要の有無も主治医が判断して、指導してくれるでしょう。