衛生的手洗いについて

病原性大腸菌、インフルエンザ、そして新型肺炎と種々の感染症がわれわれの周りで話題になっています。地域で感染予防をする上で、「普通の手洗い」より進んだ「衛生的手洗い」を行いましょう。

せっけんと流水で洗うのが大原則です。指輪と腕時計をはずしてください。手首まで洗います。せっけんを使うときは、まず流水でよく手を洗ってください。それからせっけんを使います。左右の手のひらをこするように洗います。次に片方の手で別の手の甲を洗い、さらに指と指の間を洗います。それからつめの先を手のひらでこするように洗い、親指から順に絞るように洗います。そして流水でせっけんを洗い流します。

手洗いは最低20秒かけます。自分の手洗い時間を計ってみてください。数秒間の格好だけの手洗いは、感染予防になりません。洗い残しやすい場所は、指先、指の間、親指周囲です。家族でお互いの手洗いを観察し合ってはどうでしょうか。

せっけんで注意することは、(1) 固形せっけんでは水に浸した状態で放置しないこと (2) 液体せっけんでは途中で容器に注ぎ足しをしないこと、容器の詰め替えは必ずよく洗って、よく乾燥させてから行ってください。

この二点を守らないと雑菌が繁殖して何のための手洗いか分らなくなってしまいます。まずは、昼の食事前と、外出して帰宅したときに「衛生的手洗い」を実践してください。

最後に、手荒れがあると、そこに微生物が付いて手洗いの効果が上がりません。スキンケアには普段から気を配りましょう。