十分な睡眠は長生きの秘訣
NHKの調査によると、一日の平均睡眠時間は高校生が7間30分、以後増加して70歳以上では9時間以上となっています。30歳〜50歳代の人は一日8時間以上、60歳以上では9時間以上の睡眠をとるのが理想的です。睡眠時間の十分な人ほど元気で、高齢になって認知症を発症する人も少ないことが明らかになっています。一日3〜4時間しか眠らない人の死亡率は、一日7〜8時間眠る人の1.5〜2.8倍と言われています。

睡眠の最初の4時間は熟睡し脳の疲労が回復すると言われ、その後の比較的浅い睡眠は肉体の疲労回復期になります。夢は朝方にみる傾向があり、長い夢を見たようでも、実際はほんの数分間のことが多いようです。夢の間でも、筋肉の緊張はゆるんで体は寝ていますので、「夢ばかり見るから睡眠不足になる」と心配する必要はありません。ごく短期間、目覚めに近い程度まで睡眠が周期的に浅くなるためです。それ以外の時間は眠っています。眠れないからといって、起きて仕事をしたり本を読んだりしないで、そのまま眠っていれば、体の疲労は回復します。

猿に十分な餌や水を与えても、一週間全く眠らせないと死んでしまうそうです。毎日、睡眠不足が続けば、記憶力・集中力の減退、作業能率の低下だけでなく、疲労が蓄積され、過労死への近道を歩むことにもなりますので注意してください。