まつげの病気
まぶたには上に170、下に90本ぐらいのが生えています。正常では外を向いて生えており、目を保護する役割に関係しています。

まつげの病気にはいわゆる「さかまつげ」があります。子供の場合、乳幼児では下まぶたに脂肪が多いためにまつげが内に向いていることがあります。睫毛内反といわれますが、角膜をこすりキズが付いたり、涙が出たり目をよくこするようになったりします。程度の軽いものは放置しても次第によくなり、治ることもありますが、角膜にキズが多くなると視力が悪くなることもあり、外に向ける手術をする必要があります。成人の場合はトラコーマその他の炎症のあとなどに、まつげが内に向いて生え障害を起こすことがあります。睫毛乱生といわれます。数が少ないと抜いてやればよろしいが、再び生えることが多く、電気分解などで毛根をつぶすこともできます。老人の場合に皮膚のたるみのためにまつげが内に向くことがあり、老人性眼瞼内反といわれます。角膜などに障害を起こす時は手術で外に向けた方がよろしい。

まつげの病気でも視力低下や眼痛を起こすことがありますので、多少とも症状のある時は専門医に相談して適切な処置を受けてください。