口 臭
口臭には、いろいろな原因でほんとに口のにおう病的なものと、他人には感じられないが自分の口が臭いものと思い込んでいるもの(口臭ノイローゼ)がまずあげられます。実は後者の方が意外と多く、勿論心配のない口臭です。その他、病気がなくても赤ちゃんには赤ちゃんの、青少年には青少年の、老人には老人の年齢相応の口のにおいがありますが、それはさほど不愉快なものではありません。また、朝起き抜けや、おなかがすいた時の口臭、においの強いものを口にした時の口臭などはいずれも心配のないものです。

ところで、最初にあげました客観性のある口臭は、口の中や身体に慢性の病気があってにおうものが少なくありません。例えば、歯や歯ぐき、不良の義歯、歯槽膿漏、口内炎、食道や胃腸の病気、鼻や気管支、肺の病気、その他数少ないですが、重症の肝臓・腎臓の病気や糖尿病などがあげられます。

口臭の対策としては、その原因を確かめ、治療をすることが大事ですが、一般的処置として次のことがあげられます。

 (1) 口内の清潔を保つ。
 (2) タバコ、飲酒を禁止する。
 (3) 義歯の点検。
 (4) 鼻をよくかむ。
 (5) 歯石除去。
 (6) 減脂肪食。
 (7) ビタミン剤の内服。
 (8) うがい、トローチ使用。
 (9) 抗生剤・消炎剤の使用    ・・・などです。