歩く健康法
最近では、自動車、エレベーター、エスカレーターなど便利な乗り物のおかげで、私たちは自分の足を使う機会を失い、筋肉を退化させています。その結果がストレスの蓄積、さらには成人病を生んでいるといえるでしょう。

中高年者の健康法として、歩行、ジョギング、水泳、サイクリングなど大きな筋肉を使う有酸素運動が推奨されています。中でも歩行は、誰でも比較的簡単で安全に取り掛かれることから、すべての運動の基本として注目されています。ゆっくり歩行から速足歩行へ、さらにジョギング、ランニングへと速度を増すことにより、本格的な全身運動へと移り、各人の目的に合わせた運動が得られます。

健康を目的とする歩行は、ただ漫然と歩くのではなく、歩き始めの5分間はゆっくり、その後は速度を増し、うっすら汗ばむ程度で20分くらい歩くことが大切です。息が切れてくると速度を落とし5分間ゆっくり歩きます。慣れてくれば時間や距離を延ばし、できれば毎日続ければ効果的です。無理のない正しい歩き方(膝を前正面に出し、踵から着地し、つま先で蹴る)で、足に合った靴(底は少し厚く、弾力性のあるもの)をはき、自分のペースで「歩行」を楽しむことです。万歩計を利用するのもよいでしょう。

ストレス解消、脳の老化防止、心肺筋肉の機能増強に歩行運動が有効です。健康のためにも私たちは歩く生活を取り戻したいものです。