リウマチ
リウマチという言葉は、関節痛を伴う様々な病気に使われることもありますが、正確には”慢性関節リウマチ”を指します。

この慢性関節リウマチの診断のポイントは、朝起きたり、長い間身体を動かさなかった後に、手指や関節のこわばる感じがあり(朝のこわばり)、あちこちの関節が左右対称に痛んだり腫れたりし(少なくとも一つ以上の関節痛及び関節腫張)、しかも、レントゲン写真で骨の変化があり(リウマチの典型的X線像)、血液を検査してみると、血沈の亢進や血清炎症反応検査が陽性といった慢性炎症所見の他に、貧血や白血球増加、血小板数の増加、血清の免疫グロブリンの増加、リウマチ因子陽性といった特別な所見を示すこと(血清リウマチ反応陽性)、更には、熱が出たり、全身のリンパ腺が腫れたり、皮膚の下に結節という固いしこりを生ずることなどです(骨突出部、関節付近の皮下結節)。更に正確には関節液や関節を包んでいる膜や皮下結節の組織を検査することもあります。

こう書くとリウマチの診断なんて簡単なように聞こえますが、リウマチに似た病気は膠原病も含めて非常に多く、リウマチ症状も出てくるのに何年もかかることもあって、正しい診断は専門医にもなかなか難しいのです。

自分でリウマチではないかと心配な方は、一度は必ず専門医に診てもらって、正しい診断をしてもらうよう心掛けてください。