暴飲暴食で起こる痛風発作
年末は、食べたり飲んだりする機会が多くなる時期です。この時期、普段「尿酸値が少し高いよ」と言われている男の人で、急に足にかなりの激痛や腫れ、発赤を生じて医者に駆けつけるというケースがよく見られます。これは前夜の暴飲暴食がたたっているのでしょう。痛風発作です。

食事の内容によっては痛風の原因となりますから、尿酸値が高めの人は普段から気を付けていなければいけません。なお、前夜食べた肉が原因で翌日すぐ発作を引き起こすようなことはありませんが、アルコールは飲み過ぎると発作を誘発する原因になります。また軽い外傷(打ったり、ねじったり)や急激な運動などが発作を誘発することもあります。

最初の例で男の人と言ったのは、痛風(または高尿酸血症)は男女差がかなりあり、圧倒的に男の人に多いためです。そしてまた、この痛風発作はいわゆる氷山の一角なのです。隠れている部分に多くの危険が潜んでいます。痛風(または高尿酸血値症)は、高血圧、動脈硬化、腎障害などの原因の一つになり、ひいては心筋梗塞、脳梗塞、尿毒症などの原因にもなるのです。痛風は放置しておいて自然に治るようなことは決してありませんから、そうと分かったら適切な治療を受けて、途中やめにしないで一生続けていく必要があります。

美食が原因と言われている病気です。肉食に偏った食事(酸性食品)はできるだけ避けて、野菜類や牛乳、チーズなどを中心とした食事(アルカリ性食品)を取るようにし、水分を十分補給して尿量を増やすよう心掛けてください。