太ってても元気ならいいじゃない?
太っている子どもたちは性格の明るい子が多く、特に幼稚園や保育園では太っていても 元気に動き回っている子がたくさんいます。しかし、小学生くらいになるとからかいの 対象になったり、友だちと一緒に走り回ったりすることが少なくなったりと、太ってい る子はだんだん目立つ存在になっていきます。もちろんストレスに感じず明るいままの 子もたくさんいますが、中には劣等感を抱いたり、引きこもりがちになってしまう子も います。また、太っている子の三分の一は大人になっても太ったままというデータもあ ります。

大人の肥満は今社会で問題となっている生活習慣病の温床です。糖尿病・脂肪肝・高脂 血症・高血圧などを呼びます。さらに骨や呼吸機能にも悪影響を与えます。 太っている子どもたちの中にはすでに生活習慣病がみられる子がいます。動脈硬化が始 まっているという報告もあります。ですから、たとえ元気で明るくてもあまり太りすぎ ない方が良いのです。肥満度が高度になればなるほど解消が難しくなりますから、なる べく早い時期に発見して治療を開始してあげたいものです。

肥満は増える傾向にあり、小学生の肥満児は20年前の2倍以上に増えています。 私たち大人が責任を持って、子どもたちの健康管理をしていかねばなりません。