薬の副作用と相互作用
薬は病気を治すために用いられますが、その薬の本来の作用に伴って起こる体に不利益または有害な作用が副作用です。よく知られているものとしては、痛み止めを飲んだとき、痛みは止まったけれど、眠気や胃腸障害などが起きたりすることです。痛みを止める作用は、副作用に対して主作用と言います。副作用は全ての人に同じように発現する訳ではなく、飲む人の年齢、体力、体質、生活習慣などにより差があります。

また、相互作用とは、複数の薬を用いたとき、それぞれの薬からの働きかけで本来の効き目を強めたり弱めたり、あるいは副作用を強くしたり弱くしたりする作用のことを言います。最も問題になるのは組み合わせによって副作用が強くなる場合で、食物との関連がある場合もあります。

最近、薬の副作用や相互作用が問題になっていますが、これは今の薬が毒性が強くなったからではなく、むしろ安全性はより高くなっているのですが、たくさんの薬を使用する場合や飲み合わせの危険性が多くなったために起きていると言えます。相互作用をできるだけ防ぐためには、同時に別の病院にかかる場合に現在飲んでいる薬を医師に知らせることが大切です。また、市販薬の場合でも医師または薬剤師に相談する必要があります。