C型肝炎
ウイルス性肝炎には、A・B・C・D・E型肝炎の五つが判明しています。A・B型肝炎はよく知られていますが、C型肝炎は診断の方法がなく、非A非B型肝炎といわれていました。D・E型肝炎は日本にはほとんどありません。

数年前にアメリカでC型肝炎ウイルスを診断する方法が開発されました。現在日本では健康保険で検査できます。

C型肝炎は主に血液、体液を介して感染しますが、半数は感染経路が不明です。したがって、輸血を受けた人にC型肝炎が多いのも特徴です。現在、献血血液は全例日赤血液センターでチェックされています。

大量飲酒する人の慢性肝炎にはC型肝炎の抗体が多く、肝硬変、肝がんに移行する例が多いので注意してください。

C型肝炎の治療は、インターフェロンが有効です。最近健康保険が適用されました。

B型肝炎はワクチンが使用されていますが、C型肝炎にはまだワクチンが開発されていません。将来は作られるでしょう。

抗体検査で陽性の人をキャリアといいますが、肝機能検査で異常がなければ心配がありません。年に二、三回検査を受けてください。日常生活は、血液の汚染がない限り、特別の配慮は必要ありません。