ひきつけ(けいれん)
ひきつけは、急に歯を食いしばり、手足を硬直させ、白目をむいて倒れます。たいていは数分以内におさまり、命にかかわるとか後遺症が残ることはごく稀です。舌をかむことはありませんので、割りばしなどをかませる必要はありません。

静かに横向きに寝かせ、衣服を緩め、口のつばや吐物をぬぐってあげます。熱があればすぐ熱冷ましを使いますが、一般に内服させることが難しいので、坐薬を投与します。1歳前後から5歳頃までが最もひきつけの起こりやすい時期で、大半が「熱性けいれん」と呼ばれるものです。これは、発作の続く時間は短く、おさまれば意識は元に戻ります。

医師への連絡については、短時間の発作のみであれば翌日で十分です。ただし、発作が20分以上続く時は、夜中でも大至急受診して、ひきつけを止める必要があります。

髄膜炎や脳炎の時は、やはり熱のある時にひきつけが出現しますが、持続時間が長かったり、繰り返し発作が起きたり、発作後も意識低下が続いたり、何度も嘔吐したりします。このような時は、急いで診察を受ける必要があります。

そのほかに、てんかん、低血糖、低カルシウム血症など様々な原因があります。ひきつけの原因が何かということを、きちんと診断してもらうことが大事です。