女性とスポーツ
スポーツの目的には二つあります。そのうち一つは勝利を目的とした競技スポーツで、激しいトレーニングを要求されます。そのため選手になると初経の発来の遅れや月経異常が起こることがあります。これは精神的・肉体的ストレス、体脂肪の減少、ホルモン、環境の変化によることが原因です。また、月経時の運動は経血量が増加するので注意を要します。

二つめは健康管理を目的としたもので、ジョギングや妊婦の水泳などが含まれます。

妊婦が水泳を行う時はメディカルチェック(熱はないか、体はだるくないか等)を行う必要があります。特に妊婦の水泳は呼吸機能、心機能に良い結果を及ぼしますが、室温・水温が摂氏30度、妊娠16週以後、正午前後の2時間という条件がつきます。

健康管理目的のスポーツは、水泳も含めて、陸上では走るのではなく大股で早足で歩くのがよろしい(有酸素運動)。早足での散歩を20〜30分もすれば脂肪組織は体内で燃焼するので減量してスリムになります。しかし継続性がないと意味がありません。

毎日行う適度の運動は心臓に予備能力をつけ、酸素の消費量を節約し、運動効率が良くなり、血液循環が良くなるため、女性に多い冷えや腰痛、あるいは精神的なストレスは解消されることが多いのです。