岡山県医師会

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三木知事とは

三木行治ギャラリー

 志半ばで、61歳で召された三木さんを記念賞以外にしのばせてくれるものがあります。岡山市北区駅元町の岡山県医師会館にある三木記念ホールと三木行治ギャラリーです。

 JR岡山駅中央改札から続く2階歩道橋を渡り、岡山県医師会館の2階正面玄関を入ると、郷土の彫塑家岡本錦朋さん作の三木さんの胸像が迎えてくれます。その奥に三木行治ギャラリーがあり、三木さんの自画像がにこやかに微笑んでくれます。その右が遺品展示コーナー。

ショーケースには愛用の万年筆や時計、マグサイサイ賞*のメダルやマニラ市の鍵、自筆原稿や随筆集などが展示され、ありし日の三木さんがしのばれます。

 三木さんは、県民の心の中にいつまでも生きておられるでしょうが、胸像や肖像画、遺品を目の当たりにすると、世界が認めた彼の偉大さが改めて思い出されることでしょう。記念ホールにギャラリーに是非お気軽にお立ち寄りください。

マグサイサイ賞とは

 アジアのノーベル賞とも呼ばれるマグサイサイ賞は、フィリビンのラモン・マグサイサイ大統領の名に困んで設けられた賞です。

 ラモン・マグサイサイ大統領は、1957年、任期半ばに飛行機事故で亡くなりましたが、翌58年米国のロックフェラー財団によりマグサイサイ財団(本部・ マニラ市)が設立されました。同財団は、アジア地域で、政府、社会奉仕、社会指導、報道・文学、国際理解の5部門で、民主主義や社会福祉などの発展に貢献 した個人・団体に賞が授与されます。授与式は、毎年8月31日、ラモン大統領の誕生日に開催され、受賞者にはメダルと賞金5万ドルが授与されます。 1958年の最初の授与以来2002年度までの受賞者は、個人214人、団体15となっています。

 2002年の受賞者は、フィリピンの最高裁判所長、パキスタンの尼僧、ビルマの医者、ネパールのジャーナリスト、韓国の仏教界の社会運動家、インドの活動 家でしたが、これまでに、日本人授賞者は、映画監督の黒澤明(1965年)、市川房枝(政治家・1974年)、平松守彦(大分県知事・1995年)、緒方 貞子(国連難民高等弁務官・1997年)、平山郁夫(日本画家・2001年)など、20人余りとなっています。

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