岡山県医師会では、平成27年度より「岡山県医師会認定かかりつけ医制度」を創設いたしました。
厚生労働省は2025年を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援を目的として、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域包括ケアシステムの構築を推進しています。
最前線で地域医療を支えている「かかりつけ医」が普及し、地域医療の中核となることで在宅医療の質が向上し、 地域包括システムが構築されると考えられます。
このような観点から、「かかりつけ医」に必要な知識や情報を共有し、「かかりつけ医」のスキルの向上と標準化を目的とし、「岡山県医師会認定かかりつけ医制度」を創設する運びとなりました。
是非、「岡山県医師会認定かかりつけ医制度」の趣旨をご理解していただき、地域の「かかりつけ医」として益々のご活躍をされますよう、お願い申し上げます。
※公表に同意された医師を御紹介します。
※ 本制度で実施する研修会は「地域包括診療加算・地域包括診療料に係る かかりつけ医研修会」の内容を含んでいます。( 地域包括診療加算および地域包括診療料の施設基準にある「慢性疾患の指導に係る適切な研修」の一部にあたります。)
日本医師会では、かかりつけ医を「なんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」と位置づけてきました。
本研修制度は、今後のさらなる少子高齢社会を見据え、地域住民から信頼される「かかりつけ医機能」のあるべき姿を評価し、その能力を維持・向上するための新たな研修制度です。
※開催日程等は変更となる場合がありますのでご了承願います。
※公表に同意された医師を御紹介します。