岡山県眼科医会は、岡山県内で眼科業務を行っている眼科医273名(令和6年4月1日現在)で構成されています。 本会の目的は、医道の昴揚、社会保険および医療制度の健全な発展と公衆衛生の向上を通じて、社会福祉を増進すると共に、会員の知識の向上、福祉の増進と相互の親睦を図る事です。
岡山県における眼科医の会合の歴史は古く、明治31年井上通泰(第三高等学校医学部教授)が藤原鉄太郎(岡山市で開業)らと眼科談話会を開いたことに始まり、以後、大正、昭和と集談会等が開かれてきました。現在の形の眼科医会が発足したのは昭和21年7月17日のことで、この日初めて岡山県眼科専門医会が開かれました。 そしてその後も回を重ね、令和6年2月11日には第196回岡山県眼科医会を開催しました。
本会は、県民の皆様の目の病気の予防や、目の健康についての正しい知識を発信するための活動を行っています。県民の皆様を対象にした「目の健康講座」の開催や、毎年10月10日の「目の愛護デー」に合わせて「老人ホームでの目の健診と無料健康相談」、「目の病気をわかりやすく解説した記事の新聞への掲載」等を行っております。また、眼科学校保健活動としては、各学校・園の学校医・園医が行う定期健康診断や就学時健康診査とともに色覚異常等への理解を深めるのに有用な情報発信の支援を行い、さらに岡山県アイバンクの活動支援にも積極的に取り組んでいます。
また、本会は、会員の知識、技術と眼科医療レベルの向上のため、岡山県眼科医会生涯教育講座をはじめとする講演会や研究会、眼科スタッフ教育講習会なども多数開催しています。
このホームページは、会員に情報を伝えるとともに、県民の皆様に目の健康に関する情報をお届けすることを目的として、平成19年に立ち上げられました。次世代の皆様にもお役に立つ情報「眼科豆知識」を養護教諭等の教育関係者向けにも提供するなどして、これからも皆様のお役に立つように育てて参りますので、どうぞご利用ください。
岡山県眼科医会 会長 高須 逸平