TOP > ピックアップコンテンツ > 岡山県医師会の歴史 > 榊原 亨 会長時代
1947(昭和22)年11月1日、榊原亨を会長とする新生医師会がスタート(1947年11月23日、官制医師会解散)した。榊原会長のリーダーシップの下、組織の民主化に取り組み、機構と運営の一新を図った。新執行部にとって荒廃した地域医療の再建、社会保険診療報酬の増額、医薬品配給機構の改革、官公立病院等の統合整備など課題は山積していた。苦難の船出であった。会員数は817人。
発足した榊原執行部であったが、新医師会発足にあたりGHQサムス准将から「これまでの医師会運営に持続的に関与したものは排除すべし」という医師会幹部総退陣の指令があり、榊原執行部は同年12月25日、全員辞表を提出した。